著者がヴィーガンだから「歴史書の形を借りた自己啓発書」とされるの、意味わかんない...
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
たとえば歴史的事実なり科学的事実なりについて書かれている本で、それらの事実についての著者の理解から「人類は増え過ぎて不幸になった、これ以上増えるとやばい」とか「畜産は動物に苦痛を与えているし地球環境を破壊している」などの結論を著者が導き出したとして...
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
...そこから更に「菜食主義になった方がいい」などの行動規範を導き出して著者が実践したり読者にも実践するよう薦めたとしても、それは「規範や価値観についても触れられている歴史書・科学書」であって自己啓発書とは言わなくていいだろう。
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
「サピエンス全史」は翻訳が出る前に原書を読んだのが数年前だからいまいち内容も覚えてないし、人類学や心理学や生物学について多少知識を持っているならどこかで聞いたような話しかしていなくてつまんない本だと思ったし索引がほとんどないのもどうかと思ったしなんでこんな売れてんだとは思ったが…
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
...しかし、「文明が進歩したとしても人間や他の動物が幸せになっているとは必ずしも言えないよね」という程度の主張はしていても、「文明が人類を不幸にした、文明なんてなければよかった」とまでは主張していなかった筈だし、「原罪論」と評している人らはレッテル貼りのように思える。
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
『サピエンス全史』とか『銃・病原菌・鉄』、扱っている題材が広いぶん意見が割れる箇所とか論証が怪しい箇所はあるとしても、それを理由にしてトンデモ本扱いされるなら、多分野横断的な文明論のほとんどがトンデモ本ということになってしまうし、スケールのデカい本がなくなってクソつまんなくなる
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
「人類は農耕によって発達したがその発達によって人々は幸福にならなかった!寧ろ狩猟をやってた頃のが幸福だった!」とか言われても正直「おう、確かに不幸そうな顔してんなテメー」以外の感想が出てこない
— クロダオサフネ (@kuroda_osafune) 2017年9月23日
農耕で人間は不幸になった論と完全菜食主義、食い合わせで絶望的に生き辛いやつじゃない?
— クロダオサフネ (@kuroda_osafune) 2017年9月23日
「人類は農耕によって狩猟採集時代よりも不幸になった」という理解を抱いていることと、「工場畜産は数多くの動物たちに苦痛を与えている → だから完全菜食主義になる」という規範を実践していることは何も矛盾しないし、それに対して「生き辛そう」とかネガティブなレッテル貼るのは悪質だなあ
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
Coming soon: chicken meat without slaughter https://t.co/k6TYcI2qL0 @israel21cさんから ハラリは人工肉は支持しているし、文明を否定しているとか科学技術を否定している訳でもないしな…
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
「工場畜産は人類史上最大の罪の一つだ」 by ユヴァル・ノア・ハラリ - 道徳的動物日記 https://t.co/raZO4ujLHn タイムリーなので以前に私が訳した記事
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日
わたしはピンカーが『暴力の人類史』で行なっていたような進歩史観の方を支持するが、しかし、ハラリのような反進歩史観的な考えや相対主義的な考えに対して「生きづらそう」とか「原罪論」とかの悪印象なレッテルを貼るのはアンフェアでタチが悪いと思う。
— デビット・ライス (@RiceDavit) 2017年9月25日