道徳的動物日記

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2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「人権から感覚のある存在の権利へ」 by アラスデア・コクレーン

www.casj.org.uk 先日に引き続き、イギリスの政治学者アラスデア・コクレーンがCentre for Animals and Social Justiceに掲載した記事を紹介。 記事の原題はFrom Human Rights to Sentient Rights. 別のところで発表された論文の圧縮版のようである。記事の…

「誰が動物の福祉に責任を負っているのか?」 by ロバート・ガーナー

www.casj.org.uk 今回の記事はイギリスのレスター大学の政治学部の教授であるロバート・ガーナー(Robert Garner)によるもの。ガーナーは以前から動物に関する政治学的な著作を書いており、この分野では有名な人。 先日の記事と同じく、イギリスの「Centre …

「動物の福祉 VS 動物の権利:誤った二分法」 by アラスデア・コクレーン

www.casj.org.uk 今回は、イギリスのシェフフィールド大学の政治学部で政治学理論の講師をしている政治学者アラスデア・コクレーンの記事を紹介。コクレーンは動物の権利・動物倫理に関する単著も出版している。 原文が掲載されているサイトは「Centre for A…

「動物の感情、動物の感覚、動物の福祉、動物の権利」 by マーク・ベコフ

www.psychologytoday.com 「動物の感情、動物の感覚、動物の福祉、動物の権利」 by マーク・ベコフ 私が書いてきた本やブログ記事の多くは、動物の感情や感覚という話題を扱ったものだ*1。この記事では、動物は実際に苦痛を感じることができるし深い感情を持…

「自発的安楽死:信心家にご用心!」by ラッセル・ブラックフォード

theconversation.com 今回紹介するのは、オーストラリアのThe Conversationというサイトに掲載された、哲学者のラッセル・ブラックフォード(Russell Blackford)による「自発的安楽死:信心家にご用心!(Voluntary euthanasia: Beware of godly ! )」という…

「科学から政治的活動へと変貌させられる人類学」by グリン・カストレッド

www.popecenter.org 今回は、カリフォルニア州立大学イーストベイ校の人類学者グリン・カストレッド(Glynn Custred)による記事「Turning Anthropology from Science into Political Activism(社会科学から政治的活動に変貌させられる人類学)」を紹介する…

「科学はお断り。私たちは人類学者だ」by アリス・ドレガー

www.psychologytoday.com 今回紹介する記事は、アリス・ドレガー(Alice Dreger)の「科学はお断り。私たちは人類学者だ」(No Science, Please. We're Anthropologists.)という記事。 2010年の11月25日に発表された記事で、アメリカ人類学会(Amer…